この日記は夜木士郎の毎日を書き綴った日記です。わたしの日常ではなく非日常でもない微妙なものを記録していくつもりです。
そもそもどうして公開日記など恥知らずにも行なっているかというと、まず一番にわたしの文章修行のためです。毎日書くべきものがあれば、とりあえず文章が鈍ることはなかろうという処置です。あとはわたしがどれだけ間抜けなことを考えているかを全世界に発信してえとか、知己をネタにしてストレス解消を計るなど、他のホームページでの公開日記者たちが考えていることとほぼ同じです。
またここに書き記された文章は必ずしも真実とは限りません。意図的なデマゴギーにひねりよじれたメタファーやアレゴリー。まるっきり無意味な言葉。扇動する価値のないものへのプロパガンタなど、人を困惑させるためのあらゆる手法を用います。ですからこの日記は基本的に証拠物件や言質といった性質のものにはならないことを宣言いたします。
「おまえ、このあいだの日記にあんなことを書きやがったな。あれは本当のことか?」
「さあ、どうでございましょうか。冗談を解説するのが無意味なように、わたしの日記に真実を見出す
「昨日紹介していた文献は存在するのですか?」
「当然でございます。未来においてはあらゆるものが存在するのですから。現実において民明書房刊は存在いたしませぬが、曙蓬莱新聞社は実在いたします。しかしながら未来においては民明書房刊こそ現実であり、曙蓬莱新聞社こそが虚構の存在になりうることもありうるということです」
当然わたしは真実(主観的)を述べる。それは保障します。間違うことなど考えられません。わたしの語る言葉こそ唯一無二の玉音であり、三千世界の鴉を滅ぼす福音としてあまねく地平に鳴り響くことでしょう。おお、すでにデマゴギーが満ちあふれている。やはりこうでなくては。
ここに出てくる固有名詞や人物名などは基本的に事後承諾という形か、秘密裏に掲載しています。「迷惑だ、こん畜生!」という方はご連絡いただければ記録を消去することも可能です。もちろん友人関係などには聞く耳をもたず、苦情など申し立てようものなら「きみが泣くまで殴るのをやめない」とばかりにいやがらせが増すので悪しからず。
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2009年